2023年12月6日、ウォンテッドリーは「採用と組織づくりをリードする」をコンセプトに掲げたイベント「FUZE2023」を開催しました。
今回から本格的にオフライン開催に回帰し、内容もパワーアップした本イベントのビジュアルのコンセプトや企画アイデア開発、各種造作物のデザインなどのクリエイティブについてご紹介します。
コンセプトとメインコピー・ビジュアルの制作
FUZEでは、毎回時流に合わせたメインテーマを決め、それに基づいたイベントのクリエイティブを制作しています。今回は、アフターコロナ、生成AIの急速な進化など目まぐるしく変化する世の中をテーマに企画・開発を行いました。メインコピーは「Unleash the HR Potential, Now | 解き放て、人と組織の可能性。」に設定。コピーに加えてステートメントも開発しました。
決定したコピーとステートメントを基に様々な案を検討
キービジュアルはメインテーマ「Unleash(解き放つ)」を基に複数案の中から検討を重ね、最終的に複雑に、絡まりあったラインが解き放たれ、無数に広がる可能性へと向かっていくことをイメージした案が採用されました。
FUZE 2023 キービジュアル
メインモチーフとなっているラインが大胆に展開されたLPのデザイン
オープニングムービーでも、モノクロの映像からキービジュアルの色鮮やかな世界観へ切り替わるコントラストと、象徴となるラインの動きでFUZE2023のメッセージを表現。イベントの幕開けを彩りました。また、各コンテンツごとに流れるアタックビデオも制作し、現地に参加されている利用企業の皆様を飽きさせない演出になりました。
会場造作
FUZE2023の世界観に入り込むための入り口として、キービジュアルがデザインされたパネルを展開。このパネルは、イベント後半にプロカメラマンが来場者を撮影するフォトスポットとして多くの方に利用していただきました。
フォトスポットとしても活用された、エントランスのバックパネル
ステージ上にもキービジュアルのパネルを大きく配置。登壇スライドのデザインもチームが手掛けた
また、入場時にWantedlyで生まれた人とシゴトの出会いの物語「#ドラマな採用」を特集した「FUZEBOOK」を、イベントに来場した利用企業の皆様へ贈り物として配布しました。
FUZEBOOKは、会場内2箇所にカバーのアートワークをベースにデザインされた書棚を作成し、そこに陳列。こちらでも自然発生的に撮影会が始まり、フォトスポットのような光景が見られました。
その他イベント内で投影される登壇スライドや、会場内で使用されるサインなども、キービジュアルの世界観を踏襲しながら細部にこだわって制作しました。
表彰状、パスカード、誘導サインなどのデザイン
Award受賞者に贈られたトロフィーのデザイン
メインテーマに沿って一貫性のあるデザインのLPや、当日の会場造作、ムービー等を展開することで、事前告知から当日のイベント全体を通して一体感のあるイベントになりました。これらのクリエイティブに加えて、導線を考慮した会場レイアウトや、来場者の皆様のマインドを”Unleash”させるコンテンツの企画にもこだわった結果、これまでのオンライン開催では実現しなかったであろう体験と交流が生まれました。
今後開催されるイベントにおいても、ウォンテッドリーならではの新しいデザインアプローチを模索していきます。
Creative Direction : Yusuke Mochizuki
Art Direction / Design : Mayo Uchimura
Copy Writing : Hirohisa Fujiwara
Movie : qomunelab co.,ltd.