2023年12月6日、ウォンテッドリーは採用と組織づくりをリードするイベント「#FUZE2023」を開催。Wantedlyで生まれた人とシゴトの出会いの物語「#ドラマな採用」を特集した「FUZEBOOK」を、日頃の感謝とリスペクトを込めた贈り物としてイベントに来場した利用企業の皆様へ配布しました。
この記事では、企画からアウトプットまで徹底的に”リアル”にこだわった「FUZEBOOK」のクリエイティブについてご紹介します。
リアルな価値をどうカタチにして届けるか?
今年から本格的にオフラインでの開催に回帰したFUZE。
イベントの目玉の一つである、Wantedly利用企業の1年間の取り組みを称える表彰式「Wantedly Awards 2023」のEpisode部門で、Wantedlyの採用サービスを通して実際にあった出会いの物語を企業のみなさまから募り、優秀なエピソードをマンガ化。その作品を紹介する冊子を制作し会場で配布する施策を企画しました。
2023年5月、エピソードの募集からプロジェクトは本格的に始動。数々の応募作品の中から特に印象的だったTOP3のエピソードは、投稿者への対面取材を経て、SNSでも人気の実力派作家うえはらけいたさん、枇杷かな子さん、吉本ユータヌキさんの手によってマンガ化されました。TOP3以外の13のエピソードも、一話ずつ社内のデザイナーが丁寧に描き下ろしたイラストを添えたエッセイ形式で掲載。
実力派の作家たちの手による「#ドラマな採用」エピソードマンガ
エッセイのイラストを含むグラフックは全てウォンテッドリーのデザイナーが担当
各企業の採用担当者が体験した実話に、マンガ作家とデザイナーの感性が吹き込まれることによって、読み手の感情を動かす読み応えのある、新たなコンテンツ「ドラマな採用」が誕生しました。
フォトスポットにもなった、ディスプレイ
企画立案から約8ヶ月を経たイベント直前の某日。A5サイズ、フルカラー88P。一本一本丁寧に作り込まれた合計16本の「#ドラマな採用」エピソードの他、FUZE2023の情報やウォンテッドリーメンバーからのメッセージ等も掲載したFUZEBOOKがついに完成しました。
イベント会場でのディスプレイと配布の仕方にもこだわり、会場内2箇所にカバーデザインのアートワークを大胆にアレンジした書棚を作成し陳列。そこからウォンテッドリーのスタッフが一冊ずつ、丁寧に手渡しするスタイルを採用。
会場内でひときわ存在感を放ったディスプレイ前では、本を受け取った来場者同士による撮影会が自然発生的に始まり、さながらフォトスポットのような光景が見られました。
イベント本番とSNSでの反響
当日の「Wantedly Awards 2023」のセクションでは、受賞企業の発表とともにマンガの内容もサプライズで披露。アナウンス時には場内でどよめきが起こりました。
また各マンガ作品は、イベント翌日に各作家さんのXアカウントからも配信。オンライン上でも大きな反響を得ています。
マンガ化されたエピソードはこちらの記事から
Wantedlyのプロダクトを通じユーザーが体験した価値を、クリエイティブのチカラで昇華させ、物理的なアプトプットに落とし込み、サプライズとともに対面で届ける ー 「リアル」と「ドラマ」な仕掛けに徹底的にこだわったプロジェクトになりました。