ウォンテッドリーでは、HRに携わる方々がつながり、学び、高め合うコミュニティ「Lab W(ラボ ダブリュー)」を運営しています。
Wantedlyをもっとご活用いただき、採用担当者としてのレベルアップを図っていただきたい——。そんな想いから生まれたのが、このコミュニティ。デザインチームは、立ち上げフェーズから関わり、コンセプト設計や体験設計を担いました。
プレオープン時は60名ほどだった入会者数も、現在は500名近くにおよんでいます。本記事では、コミュニティのつながりを育むデザインコンセプトについて詳しく解説します。
ロゴでかたどる、“研究所”という空間
「Lab W」はその名が表す通り、研究所のように、HRに携わる人々が集い、試行錯誤しながら学び合う場所。ロゴマークとキービジュアルはその思想を、視覚的に体現しました。
一見フラットなデザインに見えるロゴマークは、立体的な”L”と”W”で構成されており、「学びと実験の場」である研究所の建造物をイメージしています。
キービジュアルでは、このロゴの矩形がコミュニティで体験できる多種多様なコンテンツや、メンバーの活動の様子を映し出す”窓”の役割も持っており、カラフルなグラフィックや写真でそれらを表現しています。
扉を開きたくなる、パンフレットデザイン
入会促進を目的に制作したパンフレットは、「扉を開きたくなるワクワク感」を演出するために、ロゴの形状を形どったデザインを採用。トムソン加工の手法を用いて制作されたユニークなフォルムが、手に取った人の好奇心を刺激する仕上がりになっています。
つながりを育む、ノベルティデザイン
コミュニティの輪を広げ、参加者同士の一体感を育むために、ノベルティも制作しました。
イベントや日常のなかで「Lab W の仲間であること」を感じられるように、単なる記念品ではなく、関係をつなぐ小さなメディアになるように細部をデザインされています。
ステッカーセット
「HARIO」社のビーカーをベースに制作した、ロゴ入りマグカップ。(入会者特典)
Tシャツ
加えて、2025年9月に開催されたウォンテッドリー主催イベント「FUZE」では、ブースを出展。そのデザインも担当しました。
これからも、Lab W の存在をより多くの方に届け、「参加したい」「関わりたい」と感じてもらえるデザインを生み出していきます。
Lab W を通して、人と人のつながりが新しい学びを生む——そんな循環をつくり続けていきます。