ウォンテッドリー創業時からの歩みやバリューを含む、会社のあるべき姿を、創業者自身の言葉で綴った「Wantedly Culture Book 」。2015年の初版から、カバーデザインやコンテンツを年を重ねるごとにアップデートを続けています。この記事では「Wantedly Culture Book 2025」のデザインやコンセプトについて解説していきます。
「結合」で、組織は強くなる
2025年のデザインコンセプトは「Combine」(結合)。
Wantedly Culture Book 2025 デザイン
Culture = 組織を支える軸となる「骨格」と捉え、骨細胞の顕微鏡画像をモチーフにデザイン。組織の一人ひとりが、細胞レベルで密度高く結合していくために、必要なエッセンスが詰まった一冊であることを表現しています。
既存のルールや常識にとらわれず、GAME CHANGEを起こしていくために。骨格から強固に組織を鍛えあげることで、高い目標にチャレンジしていこうというメッセージも込められています。
紙と印刷技法が織りなす立体感と質感
枝分かれと結合を繰り返しながら、いくつもの層が連なることで密度が高まっていく。そんなイメージを具現化するための手法としてUV加工印刷を採用。 用紙自体のマットな質感と、極限まで厚く盛ったニスのツヤ面とのコントラストで立体感を演出しました。物理的な凹凸を感じるカバーを指でなぞりながら、自然とページを開きたくなる。何度も手にとってもらえるような、ここちのよい手触りを実現しました。
「Wantedly Culture Book」は、社員や関係者はもちろん、カンファレンス等のイベントで社外にも配布しています。お手にとった際は、デザインや素材へのこだわりとともに、ウォンテッドリーのカルチャーに興味をもつきっかけとなれば嬉しいです。
Creative Direction : Yusuke Mochizuki
Art Direction : Mayo Uchimura
Design:Mona Nishiyama
過去に手がけてきた「Wantedly Culture Book」のデザインは、以下の記事で紹介しています。