2024年10月9日、ウォンテッドリーは採用と組織づくりをリードするイベント「FUZE2024」を開催。Wantedlyで生まれた人とシゴトの出会いの物語「#ドラマな採用」を特集した「FUZEBOOK」をイベントに来場した皆さまへ配布しました。
この記事では、昨年も好評をいただいた「FUZEBOOK」のクリエイティブについてご紹介します。
目次
FUZEBOOKとは?
制作背景
ノミネート作品をマンガとエッセイに
クリエイティブのアップデート
書棚の設置
SNSでの拡散
FUZEBOOKとは?
制作背景
FUZEが、オフラインからリアルイベントに回帰した2023年。「どうしたら、日頃から採用活動や組織づくりに奮闘している皆さまの背中をそっと押すことができるか?」「どうしたら、感謝とリスペクトの想いを伝えられるのか?」
そんな問いを立てながら、プロジェクトメンバーで議論を交わし、たどり着いた答えが、採用という日々のシゴトの結晶である出会いの物語をまとめた冊子「FUZEBOOK」を制作することでした。
今年もWantedly利用企業の1年間の取り組みを称える表彰式「Wantedly Awards 2024」のEPISODE CATEGORYにて、Wantedlyの採用サービスを通して実際にあった出会いの物語「#ドラマな採用」を、企業の皆さまから募集しました。
ノミネート作品をマンガとエッセイに
50を超える応募作品の中から、Awardにノミネートされた3作品をマンガ化に決定。投稿者への取材を経て、SNSで人気の実力派作家うえはらけいたさん、枇杷かな子さん、吉本ユータヌキさんの手によってマンガにしていただきました。
ストーリーやコマ割りなど、構成段階からデザインチームも参加し、「リアル」と「ドラマ」が伝わる表現にこだわりました。そのほか7つのエピソードも社内のコピーライターが編集し、デザイナーがイラストを添えて、エッセイ形式で掲載しました。
人気作家たちの手によって、エモーショナルな漫画に
エッセイの編集・イラストデザインはすべてインハウスで制作
クリエイティブのアップデート
せっかくなら、昨年を超えるクリエイティブに挑戦したい。そんな想いから、今年も台割や構成段階からデザインチーム主導でプロジェクトを牽引していきました。今回、特に力を入れたのが表紙のデザイン。
前回のデザインを踏襲しつつ、FUZE2024のキービジュアルの要素を取り入れました。透明の素材を表紙に使用し漫画のグラフィックを透かして見せることで、イベントのテーマである「DEEP DIVE」を感じさせるデザインになっています。
またタイトルも「ココロ揺さぶるドラマな採用」と題し、より直感的にドラマ性の高いコンテンツが収録されていることが伝わるように表現しました。
書棚の設置
会場の受付すぐには、アートワークをあしらった書棚を設置して「FUZEBOOK」を陳列しました。来場者が行き来する場所に置くことで、多くの方の目に留まり、フォトスポットとしての役割も果たしました。基本的には、お一人様につき一冊でお渡しする想定だったのですが、「会社のメンバーに配りたいので10冊ほしい」といった要望も受け、イベントが終わるころには陳列した冊子の数も、どんどん少なくなっていきました。
SNSでの拡散
収録したマンガ作品は、イベント翌日に各作家さんのXアカウントからも配信。感想を投稿いただく参加者も多く見られ、「こんな豪華な装丁になるとは思っていなかったので、エッセイを掲載してもらえて嬉しかった」「帰りの電車の中で読ませていただいたのですが、運命的な出会いの物語に感動した」など大きな反響を得ています。
Wantedlyを通じて生まれた出会いの物語を、クリエイティブでカタチにする。 エピソードの「リアル」と「ドラマ」に徹底的にこだわりながら、昨年のアウトプットよりも上回り、新しいスタンダードを確立できたプロジェクトとなりました。
Creative Director:Yusuke Mochizuki
Art Direction:Takanori Shinmen
Art Direction / Design:Mayo Uchimura
Design / Illustration:Mona Nishiyama
Director:Saki Tanaka
Editor in Cheif & PR:Hidefumi Nara
Editor: Akihiro Uemura